コロナ感染予防と治療に有効?!イベルメクチン考察

2021年8月25日

これは2021年に作成した記事です。

今、東京をはじめ日本全国でコロナ感染者が爆発的に増えている。オリンピック、パラリンピックを強硬に開催する政府や東京都は、【人が集まることを避けて】と声高に叫ぶが言っている事とやっていることが相反していて、未曽有のどんどん進化して凶暴さを増している新型コロナという大災害に対して機能していない感がある。ワクチン接種を呼び掛けつつ、市区町村の接種率はなかなか進まず、予約センターに電話しても1カ月以上先まで予約できない状況でワクチン難民があふれている。テレビで声高に喧伝されている接種率は、主に高齢者や医療従事者を含めた数字で、実際にワクチンを必要としている中高年や職域接種をできない主婦や子供、基礎疾患がある方や妊婦など本当に接種をすべき人たちにいきわたっていない状況である。もはや人災だという声も上がっている。

接種率などの数字はどこを切り出して報道するか、発表するかで全く異なる結果の印象を与えるため、きわめて恣意的な情報操作をされているように感じる。各行政区域の居住人口に対し、職域接種を含めた接種率を、年代別、基礎疾患有無や妊婦、性別などにカテゴリー分けして明らかにしてもらわないと、本当の問題が見えてこない。

政府はアストラゼネカ社のワクチンを9月から大量導入する意向で、各地の自治体も大規模接種センターでも今後、アストラゼネカ社コロナワクチンの接種が拡大していくだろうが、つい最近までアストラゼネカ社ワクチンがファイザー、モデル製ワクチンと比較して効果が劣ったり血栓ができるなどの危険性のため海外では使用を禁止している情報が出されている中、このような対応は国民の命をどれだけ軽視しているのかと思わざるを得ない。確かに、ファイザー、モデル製ワクチンが入手困難であれば次善の策として受け入れざるを得ない策ではあるが、そもそもワクチンの確保や導入については昨年後半からわかっていたことで、オリンピック開催前に国民や都民の大多数にワクチン接種することでコロナ感染爆発を抑えようと言っていたのに現実は全く乖離した状況で、ここまで時間があったにもかかわらずワクチン調達や全国自治体への適切でスピーディーな分配が全くできていない現状には、強い不信感を抱かざるを得ない。

世界各国では以前から、アストラゼネカ社のワクチンに対する安全面の危険性による使用中止が続いている

デンマーク、英アストラゼネカ製ワクチンを完全に使用中止 血栓懸念で

55歳以下の成人へのアストラゼネカ製ワクチン接種を4週間停止(ベルギー)

英国「アストラゼネカワクチン接種、可能な限り避けて」年齢制限を拡大

※年齢層が低い場合に血栓リスクがあるようですが危険性だけでなく効果含め考えるとファイザー、モデルナ製のほうが英国型、アフリカ型に対しての効果もあり安全性が高く有益なのは明らかのようです

ファイザー製、モデルナ製、アストラゼネカ製の3種類のワクチンの違いとは

コロナワクチン 少ないよ
コロナワクチン 少ないよー、早く供給強化して全国民に接種してくれー

医師会や地域の私立病院、医療機関がなかなかコロナ治療、病床の開放に動かないため、全国のコロナ病床占有率が上がって、一部のコロナ対応をしてくれている医療機関、医療従事者に局所的に負荷がかかっているために医療崩壊状態になってしまっており、本来、人命救助が宿命の医療機関、医療従事者の方たちは家族関係者含めたワクチン優先接種設けている人も多いと思われるが、この戦後最大と思われる危機において、ぜひともコロナ治療に今以上に門戸を開放し日本全国の対コロナ治療体制を格段と強化してほしい。そのような決断は国政無くして自主的な参加は難しいし、その為に必要な税金は迅速に投入して各医療機関の体制強化や医療従事者の家族を含めた感染予防の為にホテルやアパートなど臨時宿泊を用意する等、必要な資金をどんどん投入して国民のライフラインを整備するようなトップダウンのリーダーシップができる政治、政府の出現が望まれる。

いろいろ書いてしまいましたが、このような政府や医療環境の中で、以前から気になっていた薬がある。

【イベルメクチン】という虫下し薬で、家畜用と人間用があるが、これが昨年から中南米、アジアやアフリカでコロナ対策として使われ、高い効果を出しているという。

以前より気になってチェックしていたのだが、【コロナに効果がある】、【効果がない、健康上被害があるから安易な服用を避けるべき】と賛否両論である。

 

ただ、この薬は本来、回虫や蟯虫などの被害が多い未開国、後進国の中南米やアジア、アフリカで家畜や人に対して古くから使われていた薬で、コロナがはやって以降、コロナワクチンが開発される前から、イベルメクチン服用者にコロナ感染者や悪化した人数の割合が低いと去年から報告が上がっており、コロナ治療に使えないかという話が世界中で出ているにもかかわらず、効果があるかわからないという論調もある中で日本でもなかなか導入にGOがかかっていない状況である。

導入反対派には、アメリカでこのイベルメクチンを開発販売しているメルク社もある。ここだけをとると、開発製造元が反対しているのでは効果に疑問をもつ考えもあるが、実はメルク社はそもそもコロナ治療薬を新薬開発しており、そちらを販売したい経営判断が働いているはずである。コロナの治療薬と既存薬の薬価が極めて安いイベルメクチンでは得られる利益も莫大に違う。

国内でも、検証が重要だ、効果が確認されていないという意見の人や団体もあるが、そもそも海外で既に数多くの効果レポートが出されているが、それらに対し【もっと精度の高い分析がされないと判断できない】という意見に対しては、そもそもコロナ治療薬が高かったり配給制度が整備できない後進国でさえ多くの効果が実証されており(もともとそのような国のレポートがコロナ新薬の検証チームのレポートと比較して絶対的にお金や人などのリソースが避けないのは当然である)、また、既にイギリスや日本でもより科学的な検証をしようとしている状況であるが、1日1日、時間が過ぎていくと感染力の進化したデルタ株、ラムダ株がねずみ講式に拡大し、死亡者も増加している中で、先に書いたように一向に進まないワクチン接種や、効果が劣ると言われるメーカーのワクチン接種を声高に進めようとする前に、他にもコロナ対策に有効だと言われている薬で、しかも安価で昔からある治療薬があるのであれば積極的に利用すべきではないかと思っている。

先日は、「今こそイベルメクチンを使え」と東京都医師会の尾崎治夫会長も発言している。

反対派の意見もネットにはあふれている。

効くのか?効かないのか? イベルメクチン コロナ治療に効果は…

アメリカのFDA=食品医薬品局は3月、ウェブサイトで用量の多い動物用のイベルメクチンについて「自己判断で服用して入院した患者がいる」としたうえで「大量に摂取しても大丈夫と聞いたかもしれないが、間違いで非常に危険だ。吐き気や下痢、けいれんなど深刻な被害を引き起こす可能性があるだけでなく、死に至ることもある」と注意を呼びかけた

とある。このような書き方だと、読む者に不安感を強く与えているように感じるが、そもそもここで書いている内容は下記と同様の論調で、本来、動物用に服用するイベルメクチンの場合、人間用とは異なるもっと大量の投与量で治療するもので、そんなに大量な薬を服用すれば、イベルメクチンに限らず、睡眠薬でもロキソニンでも何でも、大量に摂取すれば深刻な被害や死に至ることがあるのは当然である。正直、お醤油を1リットル飲むと危険だから醤油は使わないようにしようと言っているのと同じである。

上記サイトでは専門家の【もし副作用が出た時に誰が責任をとるのか、患者をどう守るのか、きちんと保証されずに使われるのは問題】とあるが、他のワクチンでも副反応で一定の割合でアナフィラキシーショックによる死亡例があるのは誰でも知っている中、薬の承認も通常時とは異なる緊急体制で開放をしており、この会社のコロナ治療薬は承認してこっちはダメ、というような政策も疑問に感じるし、そもそも副作用に対する責任を問うのであれば既に出ているコロナワクチンのアナフィラキシーショックによる死亡、ワクチンが全然いきわたらずにコロナ罹患して重症化や死んでしまった人たち、これらの人たちは既に守られているといえるのか、だれが責任をとるのかと言いたい。それ以前に、抗体カクテルの話もトランプ大統領が使って改善してからすでに月日も流れている中でなかなか国内に広く流通していないし、適切なワクチンを必要とする人たちに行き渡らない状況や、り患者に対して圧倒的に受け入れ病床数が足りていないために自宅療養人数が飛躍的に増えて志望者も増大している状況の責任はだれがとるのであろうか。

 

少しでもこういう人たちを少なくしていく為に、他の薬やワクチンと同様に副作用、副反応やアナフィラキシーショックのリスクは一定数あるとしても、自己責任や本人説明して了解を得られた人たちに対してはコロナ罹患に対する効果が期待できる薬があるのであればどんどん処方可能な状況に一日も早くすべきではないのか。真のリーダーシップは自己保身で責任逃れを叫ぶ人ではなく、何をしないことでリスクが増えるかを正確に適切に判断し、自分の責任を果たせる人にこそあり、そういう人々に各地の保健所、役所の責任者、行政の首長や国会の役人、政治家、総理大臣になっていただきたい。

「イベルメクチンこそ新型コロナの特効薬」を信じてはいけない5つの理由

上記でも【「有効性がある」論文の大半が中南米やアジア発】と、信ぴょう性に不安を抱かせる書き方をされているが、この薬はコロナ治療薬が普及しないで命の危険にさらされている中南米やアジアなどでコロナ治療薬の代替えとして使われて効果を上げてきた経緯があるので、ワクチンを先行して配布されているヨーロッパやアメリカ、日本などの先進国ではそもそも使われていないし、精度の高いレポートが多くないのは当たり前である。このようなスタンスで情報を出すことで読者を恣意的にコントロールしている気がする。

尾崎会長も言っているように、アフリカ諸国でイベルメクチンを寄生虫の駆除薬として服用した国と、していない国を比較したところ、コロナの感染者数に大きな違いがあり、

「イベルメクチンで感染者数・死亡者数を劇的に減らせる」米国の医師団体が提言 未だに流通しない裏事情とは

にもあるように

「FLCCC(アメリカの一流の救命救急専門医によって結成されたコロナ対策に特化した非営利団体)の発表では、感染後1週間以内の軽症時に服用すれば76%、中等症以降の後期治療でも、46%の有効性が確認され、70%で死亡率も改善しています。さらに85%の予防効果も確認され、実際、インドやペルーでは予防のために服用した州とそうでない州で、感染者数に大きな違いが見られます。インドでは同国出身のWHO女性主任研究者が、SNSでイベルメクチンを使うなと発信し、それを受けて使用を禁じた州がありましたが、結果的に感染者数と死者数が増加し、インド弁護士会が彼女に警告を出す事態になったそうです。FLCCCの提言に“10日以内に感染者数と死亡者数が劇的に減少”とありますが、85%の予防効果を考えれば、非現実的な話ではありません」 ※関係資料

など、肯定派が集めたり発信している情報には地域、効果、数字でのデータがあるが、もちろん否定派の言うように他と同様可能な限りの検証は必要と考えるが、既に世界で利用され効果が期待できる薬の承認や流通を阻んでいるのは、本当に人命を憂慮危惧しての結果ではなく、所属関係する団体の利権や利益に基づいているように思えてならない。このような、国や大企業、団体などが深くかかわる問題であればあるほど、インターネットでもTV、雑誌などのマスコミでも、肯定派と否定派、それぞれの思惑や主張が全く異なり、様々な情報が出ていて、市民は何を信じればよいか非常に困惑することが多く発生する。以前、タルクと癌の関係について調べた際にも同様のことを感じた。それぞれの立場で情報を発信する人も多いだろうし、純粋にそれぞれの立場で考えたり調査分析して信じている、信念で発信している人も多くいるかと思うが、今の緊急時には、特にコロナ関連の行政では通常時とは異なるスピード、非常に高次な判断力で物事を判断していってもらいたいと思う。

上記の記事にもあるが、日本維新の会の梅村聡参院議員も
「実は、厚労省もイベルメクチンを、新型コロナ治療薬の一つとして『診療の手引き』に載せており、一般的な認識として、まったく効かない、意味がない、とは考えられないと思います。ただ、安心して使うためにも早く薬事承認してほしい」
と言っている。要は、イベルメクチンを厚労省は認めており、保険適用の対象だという。

オリンピック、パラリンピックなど人の流れを増加するイベントを強硬に開催したり、フジロックなどイベントの開催に規制をかけず、法律や条例が制限をかけられないというのであれば、戦時中と同等の状況と判断したうえで至急変えればいいわけで、強力なトップダウンが必要な現状で、【もし副作用が出た時に誰が責任をとるのか】と責任問題云々を言っているような専門家や政治家、批評家や評論家は話をややこしくするだけと考える。

ワクチン接種についても、各行政が同じ条件で国から支給枠を与えられているという中で、区民、市民の接種率や情報公開が住んでいる市区町村で大きく異なり、医療、人命の安全確保対策の行政格差が浮き彫りになっている。コロナ接種率6割を超える墨田区の保健所長は英断でどんどんワクチン確保調整をしたり市民への接種拡大を推進していると聞く。東京市部で人口の多い武蔵野市では高齢者のみ先行接種を実施しているのは他の行政区と同じだが、それ以外の市民へのワクチン接種が非常に低く、追加のワクチン接種もコールセンターを設けたと案内するだけで電話をしても当面在庫なしで接種できない状況で、摂取したければ各個人がリストを渡すからそこに直接かけてくださいという政策で、しわ寄せは市民に来ている。小金井市や調布市などは広くキャンセルが出たら迅速にネットなどを通じて市民にタイムリ―な情報を発信したり、市役所などでも相談を受ける電話窓口を開いて対応をしたり、迅速に小学校の夏季休暇延長を打ち出すなど、今の状況でもできることを最大限実施し、市民に寄り添う政策を行っている。

話しは戻すが、このような状況の中で、

【皆さんワクチンを打ってください(自分で動いて予約を各自でとってください)、でもワクチンは数が限りがあるから基礎疾患があっても妊婦でも予約は自分でとってください(確保は万全と何度も発表していつつ実際には国民にいきわたると思われるのは数か月後ですが)、予約取れなければ諦めるかもしくは効果が低い海外でも使用を禁止したワクチンならこれから確保できるからそっちを予約して接種してください(これも自分で調べてつながらない電話やネットをかけ続けてみてください)、でも予約はそれでもなかなか取れないかもしれないけど】

イコール、自分の命は自分で守ってください!

という、政府も行政も頼れない中で、【イベルメクチン】という世界でも効果がみられている薬はぜひ、率先して開放してもらいたいと考える。

※その場合もワクチン同様、結局数が確保できず配給が足りなくなるようなお粗末な事態にならないことを切に願う



イベルメクチンの副作用を危惧する情報も多いが、そもそもこのノーベル賞を授与された薬は人間用と動物用があり、人間用の薬を守って服用する限り、調べた限りでは重篤な副作用はなさそうな薬です。

この薬は、体重によって服用する量(薬の含有量により服用する錠剤の数を変える)が必要です。

コロナ予防!?SNSに溢れるイベルメクチンの飲み方を試す前に!

上記記事にも、コロナ時に海外で指導されている服用量、服用方法が記載されています。

どんな薬も同じでしょうが、体重20kgの子供と80kgの大人と300kgの家畜では必要な薬価成分の含有量が異なりますので、あくまで私個人の考えではありますが、それぞれの体重や症状(予防のためか、陽性後かなど)により、すでに世界で実施されている用量をまもって服用すれば効果が期待できると考えます。

現在、この薬はインターネットで個人輸入でしか入手できません。

これを今の段階で利用したり万が一の時のために購入するかどうかは個人個人の判断で個人責任の下で行うことになりますが、ここまでいろいろ記載してきましたが、私の思いは、

「1日も早く、今のワクチンがいきわたらなかったり、陽性者があふれる状況が改善し、万が一罹患した際も、救急車でたらいまわしにされて自宅戻しになるなどの状況がなく、入院できたり、抗体カクテルなどの効果が期待できる治療薬や酸素吸入器などが必要な人に行き渡るようになってほしい。ただ、それまでのつなぎの期間を含め、少しでも命を助ける効果が期待できる薬や手段があるのであれば、だれかがトップダウンで広く国民に開放してほしい」

ということです。

 

うがいをしよう
うがいをしよう!うがいや手洗い、アルコール消毒の予防には効果がある!と信じて!

皆さん、最後は自分たちで自分の身を守るしかない今の世の中です。どのような情報を信じるか、信じないかはあなた次第、ではありますが、

・マスクを着用しないで外出はしない!(ワクチン接種していても、未接種でもです!うつさない、そして自分もかからないためにも!)

・うがいや手洗いはこまめにし、アルコール消毒もやりましょう!外出から帰ったら必ずしましょう!

※人は手で目や口などを1時間で20回以上、触っているそうです!

 

皆さん、頑張って自分や家族の健康を守って、コロナ時代を生き抜きましょう!

一日も早いコロナの終息を心から願います・・・