ドラム式洗濯機 排水できない・水漏れ故障、DIY修理!

2015年4月18日

 

東芝ドラム式洗濯機 TW-150SVC 排水弁
東芝ドラム式洗濯機 TW-150SVC 排水弁

排水弁の中は、今までの汚れ、ヘドロで汚い状態です~。この機会にクリーニングしちゃいましょう。排水弁、そこにつながる洗濯機内のホースも、細いブラシなどで掃除しちゃいました(不要になった歯ブラシなどでもいいかもしれません)。

この後、いったんすべてを組み直して動作確認思案したが排水が出来ず、再度解体。この時点でインターネットをいろいろ調べていて、洗濯機の構造的な小難しそうな情報ページを見つけ、その内容を読んでいて「排水弁の針金が切れている!」のではないか、と閃きました!(DIYの神が降りてきた瞬間!でした)。

東芝ドラム式洗濯機 TW-150SVC 排水弁 断線
東芝ドラム式洗濯機 TW-150SVC 排水弁 断線

上記写真は排水弁の切れた針金をひっぱり出したところ。残っている部分を折り返し、そこに別な針金を結んで延長しました。切断した個所(残っている針金の長さ)によっては、ばね部分に結んでもOKかと思います。

 

ちなみに、写真に写っている茶色い針金は、うちにはこれしかなかったのでこういうのを使いました。針金はなんでもいいです。ちょっと洗濯機の中を覗いたりして暗い場所も多いので懐中電灯や電気ランタンなどあれば便利です。写真奥にちらっと映ってますね。スマホの照明機能でもいいかもしれません。

東芝ドラム式洗濯機 TW-150SVC 排水弁 断線修理
東芝ドラム式洗濯機 TW-150SVC 排水弁 断線修理

針金を結んだら、排水弁を元に戻してネジで止めます。次に、右のモーター部分から出ている輪っかの中に針金をつないで結びます(このモーターから出ている線は引っ張ると伸びるので針金に遊びが出ない長さに調節して結びとめします)。

東芝ドラム式洗濯機 TW-150SVC 排水弁 断線修理
東芝ドラム式洗濯機 TW-150SVC 排水弁 断線修理

排水弁の外した2本のホースを結び直したら完了です!
あとは、水道からのホースを結び、コンセントを入れます。
いよいよ、緊張の試運転です。
電源を入れ、ためしの洗濯物、洗剤を入れて運転開始。

排水に入ると・・・「ウィンウィン・・・!」、やった、やりました~!無事、モーターが排水弁をひっぱり、排水が実施されています!この瞬間、結構感動しました!
※ここが原因だった方は、同じく「直って感動した!」とおっしゃっています!DIYはお金をかけずに直すことはもちろんなのですが、修理できた時の嬉しさも楽しみの一つなんですよね!

上記の動作確認をしたら、カバーなどを元に戻せば修理が完了です。

東芝ドラム式洗濯機 TW-150SVC 排水弁 断線修理
東芝ドラム式洗濯機 TW-150SVC 排水弁 断線修理

ここまで、施行錯誤で進めたので3時間程度でした(2回目以降はもっと早くできます)。

皆さんも、もしドラム式洗濯機で水漏れなどのトラブルがあったら、上記の点検を試してみては?

結構世の中のドラム式洗濯機は故障が多いようで、今はDIYで直している方も昔より増えているようです。ちなみにうちの洗濯機は東芝製でしたが、パナソニック社製であれば、エラー表示「U11」、日立製であれば「C02」、東芝だと「C1」等は排水エラーの表示のようです(機種にもよると思います)。この記事を書いた当初はこのようなドラム式洗濯機の修理のホームページなどはほとんどありませんでしたが、今、検索してみると非常に多くあるので驚きました。ただ、実際に書いてある内容だとフィルターの掃除などで、その内容では修理できないことが多いように思います。このブログでは「そんなんでは到底、直らんわい!」というような状態の方に読んでいただければと思います。他メーカーの洗濯機のオーナーさんもご参考にしていただけたら幸いです!

 

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